あっさりとしてヘルシーなテムジンの餃子。
その秘密はたっぷりの野菜と、豚肉ではなく牛(和牛と米産)のミンチを使用することにある。
その調合割合は、7(野菜):3(肉)と、おそらく他の店にはない調合だろう。
他にもにんにくの量を調味料程度に抑えることで、たくさん食べられるようどぎつくならない工夫がされてある。
素材を生かすため材料を切るのは全部手作業。
機械でやってしまうと野菜の繊維、肉の筋をメチャクチャにしてしまうからだ。
手作業だけに人手も時間もかかってしまうので、夜も明けないうちから仕込を開始する。
何くちにも分けて食べる大きな餃子に比べ、
テムジンの餃子は小さくてひとくちで食べれる。
およそ親指程のその小ささは、
中の旨み、香り、汁を逃さないための大切な条件である。
テムジンはたれの酢醤油も手作り。
餃子の味を殺さないよう、酢は控えめにしているので、
あまりすっぱくないのが特長。
これも、たくさん食べられる要素の一つなのである。
柚子ごしょうをいれるのもテムジンならでは。